新型コロナで生活が変わった。

新型コロナで変わってしまった生活

教習所内の難しいコース

 第一段階はひたすら所内を走る。最初は外周を内回り、外回りをグルグルと周る。しばらくすると、交差点を模した箇所や一時停止線のある箇所などを通過するなどして実際の走行に近い事を行っていく。交差点や一時停止、坂道も踏切も実際、大抵どこにでもある。実際の道を走っていればどこにでもある。しかし、クランクと呼ばれる直角のカーブが組合わさったものや、S字カーブなんかは実際の道になかなか無い。原付で町を走っていてもあのクラスの狭い曲がり道はなかなか経験する事は無い。

 教習所内において、一番難しいと言われているのがこの2つの曲がり道ではないかと思う。が、自分はこの道が大の得意だ。20年前もそうだった。まぁすんなり出来るので教官から「わざと縁せき(道路の端の段差)に乗り上げて失敗してみて失敗する感覚も掴んで」と促されるほど。検定では乗り上げて通過した場合は即検定中止になる。乗り上げた際に後退等をして元の位置に戻り再度通過することになる。(それでも減点されるけど)

 クランクについては左に寄せて進入した後、そのままカーブの外側に寄せる。次のカーブについても同じ。これだけだ。いじわるなコースだけど、車が進入する事が出来ない道ではない。絶対にはいる。わりとアバウトに入れてもまぁ入るし出ることも出来る。教官は「コーナーの先を見よう」と言うが、それはそれで難しい。車がどの位置にいるかをしっかり把握することが大事。

 S字カーブについても同じ。左に寄せて外側に沿わせるように進入し、そのまま進むと次は逆側が外側になるのでそちらへ向けて進む。内輪差(曲がる際におきる前輪と後輪の位置の差。前輪より後輪が内側に入る)を気にしてしまうとカーブの外側の縁せきに乗り上げたりしてしまうのでなんとなく車がカーブの外側を走っていることを意識出来れば問題ない。

 この2つの難所を得意と出来たので割とスムーズに教習が進んだ。