新型コロナで生活が変わった。

新型コロナで変わってしまった生活

新型コロナウイルスに感染すると その2

 検査結果は入院して待つことを知らなかったので入院する際の持ち物をなにもない状態で入院したおかげで着の身着のままで過ごした。現金も財布に札が数枚入っている程度である。検査着とタオルのセットは貸し出されたが、空調が寒いせいもあり夜は着てきたものをまとって寝るはめになった。親に服などを持ってきてもらいたかったが、親も接触者扱いになり家から出ることが許されなかったうえに、自宅への進入が許可されなかったために叶わなかった。電話で予約した際に伝えてくれれば良かったのにと思う。また、同行した妻も検査のため入院を余儀なくされたため、同じ思いをした。妻には本当に申し訳ないと思った。

 朝昼晩の飯は用意されるが、咳のため喉が痛いうえにダルさのせいか食が進まずに、3日ほどまともに食事ができなかった。体調と空調のせいもあって飲み物が欲しくなるが、看護士がなかなか買いにいってくれないためとてもキツかったが、友人にそれを伝えるとお茶をケースで送ってくれたためとても助かった。本当に有り難かった。

 検査結果については自分も妻も陽性だった。それを職場に報告すると、今度は職場からの「尋問」がはじまった。一応、保健所からの聞き取りと同じことを伝えたうえに、保健所にも聞いてもらっているのだが、自分が伝え間違えたのか、クリニックへ行った日について押し問答になった。これが後に響いてくる。とにかくまわりは大騒ぎである。