新型コロナで生活が変わった。

新型コロナで変わってしまった生活

路上教習

 無事、仮免許を取ることができたのでさっそく路上教習にでた。原付で走る時とは違う視界にとても違和感を感じるも、なにか気分のいい感じで走ることができている。アレコレと指摘されることはあったが、教習所内でしっかり乗れていたお陰でまずまずの乗りっぷりだった。特に注意されたことは、障害物を避ける際の車幅。なかなか修正出来ずで2段階後半でもよく指摘されてしまった。

 所内でもそうだったが、教官によって指導のスタイルが様々で、教官それぞれにあわせて走るのがとにかく苦労した。なかでも酷かったのがひたすら「教習所昔話」を聞かされたあげく「昔は沢山の時間乗ってもらったんだよ!うーんもう一回」と、復習項目にされたこと。たしかに車幅が狭いところもあったがそこまでとは…と悔しい思い。どの教官ともはよく雑談するが、ひたすら「昔話」を聞かされるのはとても苦痛だったし、新型コロナのおかげで教習生の多いこの時期に頑張って拾った予約やキャンセル待ちなのでもう少し空気を読んでほしかったなぁと…。それに教官との雑談は世間話ではなく、検定の話や指導の流れでの雑談が多いのでとてもためになる話が多いのだが、この「昔話」に関してはまったく身にならない話だったのでとても時間の無駄だった。昔は年寄りは運転が巧いって…じゃぁなんで年寄りはコンビニや歩道に突っ込むんだよ…。あれは巧くないとできないのか?あおり運転もしかり。

 また教習所あるあるかもだが、場所柄、とても狭い道が多い。速度制限のない(時速60キロの)大きな道路も京葉道路くらい。ひたすら細々運転するのだが、速度の標識に従って運転すると大抵後ろが詰まるし、交差点の右左折でも後ろは詰まる。20年前、教習所に通っていた頃は、このような状況になると後ろの車はイライラしているのがとても伝わってきたものだが、最近はとても優しい。とにかく優しい。特に交差点で右折する際は対向車が大抵譲ってくれる。しかし、バックミラーを見るとタバコをブガブガ噴かしながら最大級にイラついているのは大抵年寄り。やはり運転マナーが酷いのは年寄りなのかなと思ったり。これが昔の厳しい教習所の結果なのか…。

 とりあえず路上教習、最初のうちはドライブしている感覚で楽しい気分で運転すればなにも問題ない気がする。どうせ横は教官だし補助ブレーキでなんとかしてくれるし。と思っていたら、ある日、教習所内に帰ると1台車が縁せきに乗り上げて動かなくなっていて驚いた。教官に「あれも教習項目ですか?」と聞くと、「補助ブレーキ踏まないとあーいうふうなことになる。あいつ(乗り上げた車の教官)はまだ新人だからな」と笑っていたが、まぁ教官も人間なんだし事故るときは事故るか…と、思った。